どんなにきれいに毛染めをしても、1ヶ月経つと、地毛が新しく生えてきて1cmくらいは根元に元の色が出てきてしまいます。
さらに日常生活での紫外線により色褪せてきます。これを褪色作用と言います。
鮮やかな有彩色やグレー系のカラーを作るにはブリーチ剤で脱色した後にカラーを塗布します。この染め方をWカラーと言います。
ブリーチ剤は脱色する際に毛髪内部の間充物質であるたんぱく質を減少させます。カラー剤はこのたんぱく質と反応して毛髪に定着するのですが、ブリーチを繰り返し行なったりしているとますますたんぱく質が減ってきて、やがて間充物質がなくなって毛髪はかなりダメージを受けます。
この毛髪の状態をポーラス毛と呼びます。
反応する相手のたんぱく質が無いのできれいに染まっても1週間くらいで色落ちしてしまうのです。
これは今現在の技術では、悲しいですがしょうがない事なのです。
プリンキピア 藤原靖士
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定休日 火曜日・第3月曜日