仙川プリンキピアの藤原です。
髪の量が多くて悩まれているお客様って、うちの店でもかなり多勢いらっしゃいます。
少なくて悩んでいる人から すれば、何とも贅沢な悩み!
でも、量が多いと、どんなシチュエーションを考えてみても大変。
学校のプール受業、毎日のシャンプー、毎朝のセットなどなど…。
やってみたいスタイルも限らてくるし…。みたいな!!
でもあきらめないで
方法は無限大にありますよ
(チョット、切る側の美容師は大変ですけどね)
美容用語で毛量を減らす事を毛量調整って、言います。
これは切る側にも責任が、あるわけですが、
上手い美容師さんと、そうでない人との仕事に
天と地の差が表れます。
たし算ひき算しか出来ない小学生が、2次関数の方程式を解こうとするぐらいな。
偉そうな言い方をしてスミマセン(>_<)
でも事実なのです。コレが。
感性でか何かは、良く分かりませんが、
闇雲に、カッコをつけてスキまくる仕事!!
大大ダーイ嫌いです。
実際、手直しを求めて来店されるお客様、多いです。
普通のハサミを使って髪 を切る技法をブラントカット、スキバサミを使うとセニングカット、カミソリだとレザーカットと呼びます。
セニングカットは少しダメージを伴いますが、これは使い方次第。
レザーカットとなると切られた毛髪の切り口は、
ボロボロ・キューティクルはがれまくり
とても可哀想な状態に
なってしまいます。
一度ダメージを受けた切り口は、放っておくと枝毛になり、どんどん上へ上へとまるで、 裂けるチーズのように枝分かれして裂けていきます。
どんなに栄養価のある物を食べても
凄いパワーのトリートメントをしても
決して修復する 事は
ありません。
人間の体の中で唯一
自然修復能力 つまり
治癒力が、存在しないのが毛髪なのです。
お客様 から料金を頂いて
仕事をさせて頂いている
私達美容師は、さらに、質の高い仕事をしなければいけないと
常に心掛けております。
こういう知識って、皆さんは素人なので、今まで
知らなくて当然ですが
知っていて損は無いはず
慣れ親しんで、長年通われている美容師さんとの場合は、心配しなくても
大丈夫ですけどね(^_-)
少し長くなり過ぎたので
この続きは、次回に書きますね。
Yasushi Fujiwara 藤原靖士
オーナー/スタイリスト
東京都調布市仙川町3−1−1ルミネ丸商ビルB1F
定休日 火曜日・第3月曜日