仙川で独立して店舗を構え、早22年経ちました。
永澤さんは、ほぼ最初から働いてくれているので、美容歴もそれ相当なものになります。
当初はなんだか、訳の分からない、フワフワとした仕事をたくさんしてくれ、ミスも多く大変ポンコツなスタッフでした。
掃除が終えて朝礼が始まるまでの間、いつも鼻歌を歌い、自分のヘアースタイルだけはしっかりとブローして決めておりました。(まかせた仕事は全然なのに)
それが、ある時期を境に時折上手なスタイルを切るようになりました。(ここは話が長くなりますので中略させていただきます)
それから、いつも注視していると日ごとにカットに対する取り組み方や姿勢が変わってきたのを、覚えています。
以前は話ばかりお客様として長時間カットしているのに、床に切った毛があまり落下してこないという超特殊なカット技法でした(笑)
(料金を頂いて、ハサミで髪を切るのって、これがなかなか難しいものなのです。)
なぜなら(大失敗をかんがえると思い切って切る事が出来ませんから)人間だれしも、最初から全て出来るような完璧な人など存在しません。この文章中に「ある時期を境に」と書きましたが、まさしくこれが重要な分岐点ともいえるターニングポイントなのです。(続く)
プリンキピア 藤原靖士
東京都調布市仙川町3−1−1ルミネ丸商ビルB1F
定休日 火曜日・第3月曜日